« 第3回「キャッシュフローで自分の未来をイメージする」 | トップページ | 第5回「経験を経験値に変えるだけで即戦力」 »

2006/11/04

第4回「好きなことを見つける(したくないことを書き出す)」

第4回「好きなことを見つける(したくないことを書き出す)」
「cn_yada004.mp3」をダウンロード

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【確実に成功させる起業のルール】
第4回「好きなことを見つける(したくないことを書き出す)」
http://www.jiyugaoka.jp/kigyou/index.htm
公認会計士・税理士 矢田慶來

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 こんにちは。
 公認会計士、税理士で、ビジネスコーチの矢田慶來です。
 さて、今回は、好きなことを見つけて、オンリーワンを目指す方法につ
いて話をさせていただきます。

 10年以上前から、好きなことを仕事にするという類の本が多く出版され
るようになりました。ところで、好きなことを仕事にするとどういうメリ
ットがあるのでしょうか。

 好きなことだと、続けることができます。
 長続きさせることができると、スキルが向上し、専門性が高まります。
クライアントの心理から考えると、長年商売を続けられている人というの
は、品質が高いのではないか、責任をもって仕事に取り組んでいるのだろ
う、という期待を感じてくれます。

また、一般的な日本人の場合、1日の大半は仕事です。
好きなことを仕事にできると言うことは、1日の大半を価値観、あるいは、
達成感や充足感で満たされるということになります。
例えば、税理士の多くは、お客様の経済的側面に大きな影響を与えている、
貢献している、役に立っているという点で達成感や充足感を得ています。

 ただ、ここでひとつ考えていただきたいのは、好きなことを仕事にする、
の好きなことというのは、具体的な職種のことなのだろうかということです。

 公認会計士の世界は、合格者のほとんどが、監査法人という会計士が
1000人単位で勤めている法人で3年修行します。
会計士は独立しても、監査と税務を主な仕事としますので、退職前と仕事の
内容に大差はありません。上場企業を相手にしたいなら、監査法人に残った
方がよいくらいです。
しかし、80%の人たちは10年以内に退職していきます。この数年で退職する人
たちの動機は、仕事の内容に不満があるのではなく、仕事を進めていく上での、
スタイル、態度、取り組み方に不満があります。
 つまり、好きなことを仕事にするのではなく、好きなスタイルで仕事をする
ために、独立開業、起業していくわけです。
 このことは、みなさんが働いていらっしゃる業界でも言えることと思います。

 では、「好きなスタイルをリストアップしてください」と言われても、そう
簡単には出てきません。
 上司や先輩、お客様、商品・サービスなど、相手やモノによって感情や
態度が変わってしまうからです。

 そこで、自分の理想的な仕事のスタイルをリストアップする方法として、
今回お伝えしたいのが、「したくないこと」を先に挙げるという方法です。

 例えば、私の場合は、次のような感じです。

頭をさげない
値引きに応じない
スケジュールを相手に合わせない
提案営業・シミュレーションはしない
見積書は作らない
接待をしない

この中で、ひとつだけ説明したいと思います。
頭を下げないというのは、挨拶しないというのではありません。自分の品位
を下げ、あるいは、自分のキャラクターや特徴と違う行動をとらないという
ものです。

税理士があまりにぺこぺこしながら仕事をしていると、実は、自分の仕事に
自信がなく、あまり頼りにならない先生なのではないだろうかという不安を
与えることになります。
税務調査があったとき、税務署の言いなりになるのではないだろうか、その
くせ、報酬の値上げに応じないと、税務署にあることないこと密告して嫌が
らせをしてくるのではないだろうか、という心配が出てきます。

長年つきあう相手として、かかりつけ医、主治医があります。
その医者がぺこぺこしながら「いらしゃいませ」などと言えば、患者は薬漬け
にされるのではないかと心配になります。手術前の承諾書にサインして、
「ありがとうございます」と喜ばては不安になるわけです。
つまり、信頼関係が第一で、その上で、何十年もの付き合いを継続して
いくという仕事においては、お客様の方から、「お世話になったから報酬を
支払わせてください」と言ってもらえる関係が理想的です。
そのためには、頭を下げるのではなく、十二分に、クライアントの話を聴き、
味方として考え、スキルやアイディアを提供することが肝要になります。
こうしたことが私の仕事におけるスタイルの根本をなしており、会計士・
税理士としての特徴(特長)にもなっています。

業界の常識、世間の常識、世間的にやらなければならないと言われていること
を止めてみるとしたらどうなるかを想像してみてください。
「好きなことを仕事にする」ということは、ある意味、自分らしく、個性的で
いるには、オンリーワンを目指すには、どういった決意をすることになるの
だろうかを知ることになります。


 さて、今回の話は起業や仕事のヒントになりましたでしょうか。
 試してみてのご感想をメールで寄せ下さい。みなさまの成功を心より祈っ
ております。
 次回もお楽しみに。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【確実に成功させる起業のルール】
まぐまぐ・マガジンID 0000204785
発行者 公認会計士・税理士 矢田慶來
http://www.jiyugaoka.jp/kigyou/index.htm
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

|

« 第3回「キャッシュフローで自分の未来をイメージする」 | トップページ | 第5回「経験を経験値に変えるだけで即戦力」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38510/12856241

この記事へのトラックバック一覧です: 第4回「好きなことを見つける(したくないことを書き出す)」:

« 第3回「キャッシュフローで自分の未来をイメージする」 | トップページ | 第5回「経験を経験値に変えるだけで即戦力」 »