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2012/06/11

消費増税法案の前にすでにインフレ懸念

 所得税、相続税の増税を含めて消費増税法案などというものが国会に提出され
た。
 この法案が通れば、国民生活に大きな影響が生じることは間違いないのだが。
 その前に、この4月から、さまざまな局面で国民生活を圧迫する事実が生じ始
めている。

 介護保険料の増額である。年齢によるが、年間で2千円から1万円ほどの負担
増だ。
 中小企業の社員と家族が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率
が0.16%上昇する。
 いわゆるモデルケース(年収400万円、夫婦子2人)で、年間9,000円増える。
 6月から住民税の「年少扶養控除」33万円が廃止され、また、特定扶養親族の
うち16歳以上19歳未満に対する上乗せ12万円も廃止される。
 これは3万円から4万円ほどの住民税増税をもたらす。

 これに対し、高齢者も財政再建の一部を負担をする。物価スライドに連動した
年金の是正が行われ、年7,200円減額される。
 1万円が1万人で1億円になるから、2000万人いる高齢者対象となれば、少なく
見積もっても1,000億円くらいの財政支出抑制になるだろう。
 もちろん、その分、可処分所得が減ることになる。

 昨今、にゅうーすになっているのは光熱費の上昇だ。電力10社が値上げを
実施しているが、都市ガス4社も値上げをしている。
 原油、トウモロコシ、ガソリンの上昇が懸念される。燃料や飼料の高騰は、
そのまま野菜、食肉などの価格上昇につながる。

 この上に消費税の3%、5%アップが想定されている。
 可処分所得の減少を超えるだけの、福祉政策による経済効果を期待できるだろ
うか。
 国内でお金が回るのならばまだしも、日本のマネーはまだまだ海外に狙われて
いる。日本のマネーが海外に流出するような事態は避けたい。

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コメント

日本のGDP成長率が世界でこんなにダントツに低いと
知っていましたか?
この10年で先進国でも30%以上成長していますが
日本はマイナス成長です。
今増税すると、これがさらに10年続きます。
声を大にして消費増税に反対しましょう。
http://kunimatu.seesaa.net/article/274498855.html

投稿: ドクター国松 | 2012/06/11 14:13

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